【MTG 高騰】肉体の裏切者、テゼレット　つまり最強の保育士？

MTG　高騰

2023.04.15

MTGアカデミーへようこそ。管理人のジンです。

MTG×お金×ブログ
マジックとお金の話を毎日のように更新し続けているブログです。
カード売買の参考にどうぞ。

Twitterアカウント
毎回記事を更新したらツイッターに投稿していますので、是非ともフォローお願いします。
また、リツイートも是非！
自由に話題として使ってください。

MTG専門カードショップ（準備中）
オンラインショップを開業

YouTubeチャンネル
ライブ配信を中心に細々と活動中。
配信するときはTwitterで告知してますので、良かったらぜひ。

他の記事や今後の記事もよろしくお願いいたします。

2023年4月15日現在

今回の1枚
価格情報
高騰理由
今後の予想
個人的な投資状況
まとめ

今回の1枚

今日は話題になってからすぐに上がると思われたカードをご紹介。意外と時間がかかりましたが、バッチリ上がってきました。神河：輝ける世界のプレインズウォーカーと言えば・・・？

肉体の裏切者、テゼレット Tezzeret, Betrayer of Flesh　です。

まず、申し上げることがあります。ストーリーでは私が愛するタミヨウさんに致命的なダメージを与えたテゼレット。キライです。

4マナ、初期忠誠度4のプレインズウォーカーで、各ターンに1つ目に起動するアーティファクトの起動効果が2マナ軽くなる常在型能力が付いています。この効果は勘違いが発生しやすい効果で、どのような効果でもアーティファクトの起動効果を起動した後はコスト軽減されません。つまり、コストにマナを含まない効果であっても1回目の起動に数えられてしまいます。更に言うと、肉体の裏切者、テゼレットが場に出る前にアーティファクトを起動していた場合もアウトです。また、文章からは読み取りにくいのですが、このコスト軽減効果は戦場に出ているアーティファクト限定になっていて、手札から魂力などの起動効果を使う場合は軽減されないことになっています。

では、忠誠度能力ですが、さらっと行きましょう。まず、+1は2枚ドローして2枚捨てる効果。捨てるカードがアーティファクトであれば1枚でOKです。アーティファクトを含め2枚捨てても問題ありません。

次に-2はテゼレットおなじみのアーティファクトをクリーチャーに変える能力。機体ならそのままクリーチャー化し、そうでないなら4/4のパワータフネスが与えられます。

最後に奥義は-6でアーティファクトをタップするたび1枚ドローする紋章を得るというものです。これはゲームを決められる影響力はありませんが、ものすごいアドバンテージを得ることが可能。特に宝物トークンを起動するだけ、アーティファクト土地からマナを出すだけで1枚引けると考えると簡単に引きまくれます。ただ、ドローは強制なのでライブラリアウトにご注意を。

テゼレットらしく全てがアーティファクト関連の効果になっていますね。

価格情報

一気に上がってきました。神話レアのプレインズウォーカーですし、使い道さえあればこのぐらいの価格でも不思議はないでしょう。

ちなみに絵違いのバージョンが複数あり、ショーケース版に加え、ボーダーレス版も絵違いになっています。

高騰理由

高騰理由は単純明快。機械兵団の進軍で登場した新メカニズム「培養」との相性が抜群だからです。

培養とは「培養X」の形で表記され、X個の+1/+1カウンターが置かれた培養器トークンを出し、その培養器トークンは2マナ支払うと0/0のクリーチャーに変身するというものになっています。史上初の変身するトークンで話題になりましたね。培養器トークンがアーティファクトであるがために肉体の裏切者、テゼレットの常在型能力で変身コストが0マナになります。もっと言うと-2の忠誠度能力で直接4/4クリーチャーにしてあげることで、4/4に置かれている+1/+1カウンターを加えたスタッツのクリーチャーが用意できるわけです。完璧な相性ですね。

また、おそらく最強の培養を持つのは↑に挙げた金属の徒党の種子鮫で、色が合っているのも強力な追い風となり高騰してきました。