【MTG 高騰】悪魔の職工　ポテンシャルはイコリア屈指

MTG　高騰

2023.03.21

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2023年3月19日現在

今回の1枚
価格情報
高騰理由
今後の予想
個人的な投資状況
まとめ

今回の1枚

今回はコメントで情報をいただいたカードをご紹介。いつもコメントありがとうございます！非常に助かっております。イコリア：巨獣の棲処より、期待されまくった神話レアクリーチャー。

悪魔の職工 Fiend Artisan　です。

基本スペックは2マナ、1/1なんですが、墓地のクリーチャーの数だけ+1/+1修整を受けます。2マナという軽量の割にこの修整値がすさまじく、例えば3体ほど落ちているだけで4/4になるわけですから、状況次第でタルモゴイフもビックリなスタッツになったり・・・。

そして、メインの効果が(X)(黒/緑)マナ＋タップ＋他のクリーチャーを生け贄にして、マナ総量がXマナ以下のクリーチャーを場に出すことができます。タップとクリーチャーの生け贄が必要ですが、イメージは何度も使える緑の太陽の頂点みたいな感じでしょうか？

クリーチャーの生け贄とタップ必要でコストとしては重いですが、一応自身のパワータフネスを1つ上げられる点で噛み合った効果ですね。

総合すると流石は神話レアという性能で、活躍が約束されたカード！のはずでしたが・・・。

価格情報

なんだかんだ1,000円を突破し、そこから下がってくる可能性もあるなと思っていたのですが、順調に価格を上げてきています。一応、最近のカードらしく拡張アート版があり、取引金額的には少し高値が付いている状況です。

ちなみに、ここ数年のカードなので再録は今のところありません。

高騰理由

まず、スタンダードの時はほぼ活躍しませんでした。当時、上手に墓地を肥やせるデッキがなかったんですよね。生まれた時代が違えば大変なことになっていたカードだと思いますが、非常に残念でした。初動は4,000円とかしたんですけどね。

そこから下げに下げて700円ぐらいが底だったのですが、そこから最近になって持ち直してきた理由としては相性の良いカードの登場があります。歓喜する喧嘩屋、タイヴァーです。

悪魔の職工の明確な弱点として、その”遅さ”があります。せっかく2マナと軽いのに効果を使えるのはタップが必要なので次のターンになり、せっかくパワーが上がっているのに殴り始められないわけです。その効果起動の部分だけでも即起動できるようになるとスピード感が全然違ってきますね。

そして、相性の良いデッキと言えばやはり献身のドルイドコンボでしょう。

↑の2枚が揃うと無限マナが発生するコンボですが、悪魔の職工はこの2枚を揃える手助けをできるだけでなく、コンボが失敗した時の第2フィニッシャーとしての役割があります。

他にもモダンのエルフやレガシーのマーベリックなどでも使われたり、使われなかったり・・・。けっこう色んなデッキでお試し採用されているイメージです。この2つのデッキは必ずしも歓喜する喧嘩屋、タイヴァーを使うわけではないので、悪魔の職工がそれだけの理由で値上がって来たとは言い難く、自力での評価もあると思います。これからも研究が進むと、よりピッタリな最適解が出てきそうなカードですね。