【MTG 高騰】不快な群れ　バザー捻りまくってピッチで除去撃つ

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2023年3月17日現在

今回の1枚

ちょっと新日本プロレスでショッキングな事件があったもので、若干筆が進みませんがお付き合いください。神河謀叛の黒いインスタントを紹介します。

不快な群れ Sickening Shoal　です。

ピッチコスト付きの除去ですね。各色に存在する「群れサイクル」で、つい最近このサイクルの白を紹介しました。（以前の記事はこちら。）

効果としては普通に使うと(X)(黒)(黒)で唱えて、対象のクリーチャーにｰX/-X修整を与える除去です。が、ピッチコストが付いていて手札から黒いカードを追放することで、0マナになり、代わりにXの値が追放したカードのマナ総量になります。

普通に唱えた場合は3マナでようやく-1/-1修整なのでマナに余裕がない限りほぼ使い物になりません。基本的にピッチコスト前提のカードですね。そして、単に破壊するやダメージを与える除去とは違いマイナス修整は大事なポイント。破壊不能のクリーチャーも葬ることができます。

価格情報

このわずかな上昇で高騰と言うな！と怒られそうですが、たまにはこのぐらいの上昇率のカードも記事にしたいなと・・・。いつもならもう少し待ってから記事にするかどうか判断するのですが、今日はそんな気分です。

ちなみに再録が一度もありません。また、ここ5年間の最高値は600円ぐらいなので、ポテンシャルのあるカードですね。

高騰理由

このカードは昔からですがヴィンテージのドレッジで使われています。

墓地を肥やしまくって、墓地からよみがえるクリーチャーで爆発的な展開を目指すデッキです。特にBazaar of Baghdadの2枚ドロー、3枚捨てるという効果とキーワード能力「発掘」が組み合わさると一気に墓地が増えていきます。基本はマナを使わなくてもクリーチャーが墓地からよみがえりまくる構築なので、土地はマナを出せないBazaar of Baghdadだけという構築になるクレイジーなデッキですね。

デッキの構成上、黒いカードは結構入ります。土地がほとんど入っていないことで手札にそれらのカードがたまりやすいです。その為、不快な群れをピッチで撃つのはさほど難しくはありません。

では、仮想敵ですが、ドレッジ最大の天敵である封じ込める僧侶あたりでしょう。

このような「ドレッジ全否定クリーチャー」を対処しないと何も始まらないので、不快な群れのようなマナを使わずに除去できるカードは貴重です。ただ、アゾリウスの造反者、ラヴィニアだけがどうしようもない。助けてくれ。と、友人が言っていました。

ちなみに最近のトピックスとしては悲嘆が採用されているので、更に黒いカードを増やした構築になっているのだとか。

有識者の方々、コメントをお待ちしております。

今後の予想

高かった頃の600円ぐらいまで戻る予想です。

友人曰く「基本みんな入れてる。ヴィンテージやってる知り合い少ないけど。笑」と言ってました。使われていて、再録もないとなるとこのぐらいはしてもいいのではないでしょうか？

個人的な投資状況

なんだかんだ5枚ありました。意外とあったのでラッキー。

今は上がり始めだと見ていますので、慌てて売らずに様子見案件です。

まとめ

本日は不快な群れでした。

コメントでご意見などいただけますとうれしいです。

なんせアカデミーを名乗ってますもので、知識はぶつけ合って高めていくものだと思っております。

それでは、マジックで稼いで、好きなカードを沢山買いましょう！
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MTGアカデミーのジンでした。
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