【MTG 高騰】虚空の選別者　奇数は大好き。偶数はきらい。

アンタップ、アップキープ、どーも

MTGアカデミーのジンです。

今日も価格リサーチ＆ディスカッションしていきましょう！

2020年6月23日現在

今回の1枚

本日は個人的にも大好きな1枚です。戦乱のゼンディカーより大型エルドラージの神話レアで面白い効果を持っています。

虚空の選別者 Void Winnower　です。

「世界そのものが跪く様を見たことはあるか？その目に焼き付けておけ。」――オブ・ニクシリス

かっこいいフレーバーテキストですが、正確には「世界の半分が跪く」という効果を持っています。ものすごく簡単に言うと偶数が嫌いです。

強力な偶数アンチ効果に加え、マナコストは「9」、パワータフネスは「11/9」と徹底した奇数大好き感が面白いですね。ちなみに、コレクター番号も017/274で奇数です。マナコストの重さはネックですが、支配力はかなり高く、デッキによっては着地＝敗北になります。

効果のブロックされないは分かりやすいですが、「偶数の呪文を唱えられない」について少し解説します。まず、参照するのは点数で見たマナコストです。実際に支払ったマナが偶数でも点数で見たマナコストが奇数であれば問題ありません。つまり、唱えた時点での右上に書いてあるマナコストが偶数かどうかに依存するわけです。いくつかメモ程度に細かいルールの参考を置いておきます。

また、打ち消すわけではなく、唱えられなくなるだけなので、注意が必要です。

そして、これだけ豪快な効果にも関わらず、影響を受けるのは各対戦相手のみ。自分は偶数・奇数の縛りに捉われることはありません。自軍の10マナウラモグなどに影響が出ないように開発段階で調整されたんだとか。ちなみにエルドラージは全体的に奇数が好きらしいですね。（奇数が好きってどんな設定やねん？とは思いました。）

価格情報

価格は乱高下があるものの、少しずつ段階的に上がっています。グラフにするとトータルで上がっていないように見えますが、最安を見ればベースが上がっているのが分かります。確実に評価が上がってきている証拠ですね。

高騰理由

理由としては、ぶっ刺さるデッキの台頭が原因です。そのデッキは3つあります。

★ジャイルーダコンボ

the偶数！これは分かりやすいですね。着地した瞬間勝ちが決まります。

★真実コンボ

コンボパーツが両方偶数です。これも分かりやすい。

★ドルイドコンボ

コンボの2枚に加えて、歩行バリスタはどうマナを支払っても偶数になるので封殺できます。

このあたりのモダンやパイオニアでトップメタのデッキに対して刺さりまくる為、マナが伸びるデッキがサイドボードカードとして採用するようになってきました。需要が増したわけですね。無色なので、どのカラーリングでも採用できるので、これから更に注目度は上がってきそうです。

今後の予測

じわじわ上がって500円くらいになると予想しています。なんだかんだ神話レアですし、唯一無二の効果は魅力的ですね。

何度か書いたことがありますが、ルール破壊系カードは集めておくのが鉄則だと思っています。それに近い感覚で、ここまでの影響力があるカードは集めておいて損はないと思います。虚空の選別者のように派手な効果でなくとも”変な効果”が時に爆発的な高騰につながるケースが少なくありません。

常に狙い続けるのが大事なのと、信じたカードは買うのが大事。予想だけして買わないのは時間の無駄です。「あのカード、値上がりそうな気がするんだよなー。相性良いカード多いよなー。いけるかなー？」は必要ありません。「あのカードが値上がると思うからショップに寄ってみよう。」これが正しいマインドだと思います。

個人的な投資状況

7枚ありました。しばらく様子を見て売りに出そうと思います。仕入れは20円なので、予想通り500円くらいまで行ってくれれば、かなりの利益が出るので楽しみです。

内、1枚は統率者戦で愛用している梓で使っているので、それはもちろん残します。最速3ターン目に唱えられるので、着地した時の爽快感は病みつきになりますね。オススメです。

まとめ

本日は虚空の選別者でした。

コメントでご意見などいただけますとうれしいです。

なんせアカデミーを名乗ってますもので、

知識はぶつけ合って高めていくものだと思っております。

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それでは、今日もマジックで稼いでいきましょう。

MTGアカデミーのジンでした。