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2022年7月13日現在
今回の1枚
グーが強ければパーが使われ、パーが流行ってくればチョキが輝く。メタゲームというものはよくできています。今日は以前紹介したカードに対してカウンターパンチとなる1枚です。ジャッジメントの対策カードを紹介します。
鋭い痛み Flaring Pain です。
傷口に塩など擦り込まんさ。硫黄でやるんだ。
――― 溶岩使いマトック
非常にシンプルな効果が一行書かれています。「このターン、ダメージは軽減できない。」効果としては以上です。この効果は自分にも相手に影響します。
そしてフラッシュバックが付いていて赤1マナで墓地から撃てるオマケ付きです。2度使えるどころか、手札から撃つよりも1マナ軽くなっていて使いやすいですね。
ただ、問題は仕事が限定的すぎることだと思います。基本は相手がダメージを軽減してきたときにだけ真価を発揮するので、平常時は何も出来ないカードです。相手が軽減するカードを使ってこなかったとしても腐らないような構築ができるデッキがあればいいのですが・・・。
価格情報
良い感じの値上がり具合ですね。ガタガタしているのは取引件数が少ないことを意味しているでしょうか?まあ、どこでも使えるカードではないですしね。
ちなみに再録は一度もなし。リミテッドでもまずピックしないカードだと思いますので、今後も再録しないイメージです。
高騰理由
まず、使われているのは赤くてスペルを唱えることに意味があるデッキ。具体的には赤単バーンと窯の悪鬼コンボです。
ガンガン攻める速いデッキなので、ダメージを軽減するカードをサイドインされて対策されがち。ということで、鋭い痛みがサイドボードに取られています。これらのデッキはスペルに反応して追加効果が得られるカードが多数採用されているので、最悪相手がダメージを軽減してこなくても完全に腐ることはありません。
今、現在の流行では僧院の速槍がコモン落ちした影響でこれらの赤系の速いデッキが強くなり、対策するカードの需要が高くなってきています。
以前も紹介した虹色の断片なんかが対策カードとして良い例ですね。(以前の記事はこちら。)
つまり、このようにメタが回った結果の高騰です。
元々スピードのあるボロスアグロなんかもいる
↓
ダメージを軽減するカードが流行する
↓
ダメージを軽減するカードを咎めるカードが高騰する
中でも赤系の速いデッキに噛み合うカードが鋭い痛みだった
マジックってよく出来てますね。
今後の予想
流石に使い方が限定的なのでこれ以上はないでしょう。と、言いたいところなんですが、僧院の速槍が多大なインパクトを残している状況です。
赤系の速いデッキが環境のトップに立つ日は近そうなので、需要はまだありそう。1,000円は難しくとも500円は突破してきても何ら不思議ではないと思います。
個人的な投資状況
1枚だけ持ってました。うーーーん、残念。古いカードは投資状況に波があるので仕方ないですね。
窯の悪鬼コンボが楽しそうなので作ってみても良いかなと思ったり、思わなかったり。どちらにしても1枚しかないので、残しておこうと思います。
まとめ
本日は鋭い痛みでした。
コメントでご意見などいただけますとうれしいです。
なんせアカデミーを名乗ってますもので、知識はぶつけ合って高めていくものだと思っております。
それでは、マジックで稼いで、好きなカードを沢山買いましょう!
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MTGアカデミーのジンでした。
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