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【MTG 雑記】マリガンの歴史 息抜きに歴史の勉強しましょう

血清の粉末 MTG 雑記
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2022年6月25日現在

はじめに

ちょっと息抜き企画です。マリガンの歴史についてまとめてみようかなと思います。実は結構種類があり、移り変わっているんです。MTG wiki様からの引用になりますが、個人的な感想を踏まえて書いていきます。

肩の力を抜いてお読みください。

そういえば、たまに来る【MTG 雑記】ですが、完全に不定期です。ぶっちゃけてしまうと高騰カード記事ってタイムリーなものが多いので、書き溜められても数件です。なので、こういった何時でも出せる記事をストックすることで、なるべく空白の日を作らないようにしています。つまり、今日は忙しいという訳です。笑

ちなみに、こんな記事書いてほしいというのがあれば、コメントでぜひ。参考にします。

 

マリガンとは?

実はゴルフ用語だということをご存じの方はどれだけいるでしょうか?マリガンとはゴルフの第1打を大きく失敗してしまったときに「しょーがねーなー。やり直して良いよ」という泣きのやり直し打のことです。アメリカ発祥の言葉で、マリガンさんといういつも第1打が調子悪い人がいたんだとか。ゴルフ用語どころかまさかの人名でした。

カードゲーム業界においては初手の手札を引き直す行為のことを指し、カードゲームによってあったりなかったりします。マジックの場合は土地というバランスよく引かないと勝敗に直結するシステムがありますので、マリガンが許されているカードゲームの代表例と言えるでしょう。

現在のマリガンは通称:ロンドンマリガンと呼ばれるやり方で、マリガンすることを選択したプレイヤーは手札をデッキに戻して7枚引き直し、マリガンした回数分デッキボトムにカードを選んで送るというものですね。引き直し時も一度は7枚見られるので、必要なカードを揃えに行きたいコンボデッキに有利なマリガンだと言えるでしょう。

それでは過去には様々なマリガン形式がありましたので、時系列順にみていきたいと思います。

 

マリガンの歴史

初期 2種のマリガン

初期はマリガンというルールそのものが存在しませんでした。そのかわりほぼローカルルール的な立ち位置で以下の手札交換が認められていた時期があるそうです。

・オールランドマリガン⇒手札を全て公開し、全て土地であることを証明したのち7枚引き直す
・ノーランドマリガン⇒手札を全て公開し、全て土地でないことを証明したのち7枚引き直す

これは各ゲーム1度だけ許されていたらしく、相手に手札を7枚公開する必要があったため別のリスクもあるマリガンでした。

 

1997年ごろ パリマリガン

プロツアーパリ97からパリマリガンが採用されるようになります。

・パリマリガン⇒最後に引いた枚数に1少ない枚数を引き直す

マリガンをするたびに手札が1枚ずつ減っていくのはこのマリガン形式から続いている文化です。「オプショナルマリガン」と呼ばれていた時期もあったみたいですね。

このころは大会のヘッドジャッジから大会前にパリマリガンを認めるか否かの告知があり、必ずしも許されるものではありませんでした。

 

2000年前半ごろ 多人数戦のマリガン

これの時期があいまいで正確ではないのですが、多人数戦においてフリーマリガンが採用されました。

・フリーマリガン⇒普通に7枚引き直す。マリガンした回数には含めない

一度、フリーマリガンをした後は通常のマリガンに戻ります。このルールは通常のマリガンが変化していっても残り続けており、今でも採用されているルールです。

 

2004年 血清の粉末が登場

血清の粉末

通称:マリガンパウダーこと血清の粉末。唯一のマリガンに関する効果を持つカードです。手札にあれば一度だけフリーマリガンのようなマリガンができます。フリーマリガンとは違い追放したカードはデッキに戻りません。

 

2009年 パリマリガンに若干の変更

パリマリガンのまま若干の変更が行われました。それまでは先攻プレイヤーのマリガンが終わるまで後攻プレイヤーは待機していたのですが、同時に行うように変更されています。マリガンを行うことの宣言だけ先攻⇒後攻の順に行うのは現在と変わらず。時間短縮になって、良いことしかない改変でした。

 

2009年 多人数戦のマリガンに変化

多人数戦の中でも統率者戦において部分的パリマリガンが採用されます。

・部分的パリマリガン⇒手札から望む枚数カードを裏向きで追放し、追放した枚数より1少ない枚数を引く。マリガンが終了した時点で、追放されたカードをデッキに戻す。

100枚のハイランダーデッキで構築する関係で、手札事故を減らせるとして良いルールでした。

 

2014年 策略カード

代替案

通常のルールでは使えないですが、ドラフト特化のセットであるコンスピラシーでマリガンにまつわる効果を持ったカードが登場。なんと初期手札を7枚×2組引き、どちらか1つを残すというとんでもないものになっています。コンボデッキがまず作れないドラフトだから許されるカードですね。

 

2015年 バンクーバーマリガン

マジック・オリジンが発売し、バンクーバーで開催されたプロツアーで試験導入されたバンクーバーマリガン

・バンクーバーマリガン⇒最後に引いた枚数に1少ない枚数を引き直し、占術1を行う

パリマリガンから占術1が付いたバージョンですね。占術とはおなじみのデッキトップを見て一番上か一番下に戻すというものです。占術はマリガンをした場合のみ有効で、何度マリガンをしても占術は1枚だけになっていました。

試験導入を終え、次の戦乱のゼンディカー発売と同時に正式ルールに昇格。私もこのマリガンからスタートしたのを覚えています。

 

2016年 部分的パリマリガン廃止

統率者戦において採用されていた部分的パリマリガンが廃止に。フリーマリガンからのバンクーバーマリガンに変化。

 

2019年 ロンドンマリガン

ミシックチャンピオンシップロンドン19から導入された現在のルールであるロンドンマリガン。今までの占術を廃止し、新しいものになりました。

・ロンドンマリガン⇒手札を7枚引き直し、マリガンした回数分カードを選んでデッキボトムに戻す

統率者戦などの多人数戦においてもフリーマリガンからのロンドンマリガンに変更。

そして、現在に至るという訳です。マリガン一つにしても進化してきた歴史が分かりますね。

 

さいごに

いかがだったでしょうか?懐かしい思い出もあるのでは??

個人的にこうした方が良いんじゃないかというマリガンルールがあれば、コメントを是非よろしくお願いします!

 

まとめ

本日はマリガンの歴史についてでした。

 

コメントでご意見などいただけますとうれしいです。

なんせアカデミーを名乗ってますもので、知識はぶつけ合って高めていくものだと思っております。

それでは、マジックで稼いで、好きなカードを沢山買いましょう!
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MTGアカデミーのジンでした。
他の記事も見ていってくださいね。

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