【MTG 期待の1枚】石のような静寂　風変わりなものに過ぎない

MTG　期待の1枚

2022.02.03

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本日は、値上がる予想をしているものの、まだ上がってきていないカードを紹介する【MTG　期待の一枚】です。

2022年1月29日現在

今回の1枚
価格情報
注目理由
今後の予測
個人的な投資状況
まとめ

今回の1枚

つい数日前、高騰カードの情報提供を求め、掲示板的な固定ページを作りました。さっそく、多くのコメントありがとうございます。一瞬で一番コメントが付いたページになりました。今後もどしどしお願いします。教えて頂いた中で最近の環境的に価値が上がっていて、少し値段が上がっているカードをチョイス。まだ、高騰と呼べる状態ではありませんが、可能性は十分にあるので【期待の一枚】として紹介します。初出は初代イニストラードのレアエンチャント。

石のような静寂 Stony Silence　です。

ガーゴイルを苔むさせる。
――ガヴォニーの言い回しで
「痛ましい記憶を忘れる」

この遺跡の目的？構造？本来どのようなものであったにせよ、今では地平に横たわる風変わりなものに過ぎない。

初出のイニストラード。再録した時のモダンマスターズ3。両方のフレーバーテキストを見れば何かが風化した様子が描かれているのが分かります。その様子、そのままの効果になっていて、「アーティファクトの起動型能力は起動できない。」という効果です。美しい一行ですね。

起動型能力とは発動を宣言して使う効果だと考えておけばいいと思います。タップして、マナを支払って、といったコストが用意されていることが多いですね。能力には他に常在型能力（＝常に発動している能力）と誘発型能力（＝何か起こった時に反応して発動する能力）がありますが、これを止めることはできません。ただ、ありとあらゆるアーティファクトが止まりますので、非常に価値が高い1枚です。代表的なものは高騰理由で後述します。

また、この手のカードにありがちな「マナ能力以外の」という一語が入っていません。なので、マナアーティファクトと呼ばれるようなマナを出すアーティファクトもばっちり止めることができます。あのBlack lotusですら動かなくなるわけですからね。そう考えたら強力さが分かるのではないでしょうか？