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2021年8月22日現在
今回の1枚
マジック史上、最も強いクリーチャーは何でしょうか？好みも含めていろいろあると思いますが、マナコストの概念を無視すればほとんどのプレイヤーがこのカードだというのではないでしょうか？エルドラージ覚醒より、マジックの顔とも言える大型エルドラージ。
引き裂かれし永劫、エムラクール Emrakul, the Aeons Torn です。
多くは語らなくてもいいでしょう。15マナ、打ち消し不可、唱えたら追加ターン、飛行、プロテクション(有色の呪文)、滅殺6。出たら勝ちです。細かい理屈を説明する必要は無いですね。
デメリットとなる可能性があるのは最後の効果で、墓地に落ちたときに墓地をデッキに戻してシャッフルします。なので、墓地に落としてリアニメイトする戦略は取りづらくなっているわけです。とはいえ手札やデッキからの踏み倒しはいくつかあるので、いろんなコンボのゴールとして活用されています。
価格情報
ちょっと上がっているだけに見えますが、いつの間にか6,000円オーバー。最安もついてきています。
モダンマスターズ2015、アルティメットマスターズと2回のマスターズに看板再録クリーチャーとして再録されましたが、いまだにこの価格帯で頑張っているのはすごいですね。
高騰理由
昔から様々な踏み倒しコンボで活用されてきましたが、新しい活用方法が出てきたので需要が高まってきています。そのデッキはモダンの不屈の独創力です。
以前も高騰記事で紹介しました。（以前の記事はこちら。）
記事内ではヴェロマカス・ロアホールドとの組み合わせたコンボデッキを紹介しましたが、簡単に流れを言うと不屈の独創力でヴェロマカス・ロアホールドを出し、追加ターンを得る呪文をめくっては、もう一度攻撃・・・そして勝利。というデッキです。
意外と実力派の地雷デッキとしてモダンに顔を出していますが、ちょっと待てよと。大事なデッキのスロットを追加ターンを得る呪文で埋めなければならず、ランダム性がある勝利手段をとる必要はあるのか？と思った方もいるのではないでしょうか？
確かに追加ターンを得ながら勝利まで持っていければ、妨害を受ける可能性が低い有力なコンボです。が、やはりコンボというものは確実性が高く、手順が少ない方が安定します。再現性が高いというやつですね。ということは不屈の独創力から一手で決まるコンボが良さそう・・・。ならば、マジック史上最強のクリーチャーを直接出してしまおうという発想です。たしかにこっちの方が強そうですね。
両方のパターンを採用する贅沢なリストも見かけたので、研究が進んでもっと活躍してほしいところ。やはり、マジック史上、最強のクリーチャーですからね。
今後の予想
またどこかで再録されるとは思いますが、それまでは今の価格が適正だと思います。
しかし、とんでもない価格ですよね。流石だなと思います。いくら決定的なクリーチャーでもこの価格になっていることはほぼありません。これからもずっとマジックの顔ですね。
個人的な投資状況
3枚持っていって、全て自分用です。個人的には先駆ける者、ナヒリをメインにしたコントロールデッキで使っています。
そういえば、今回紹介したコンボデッキにも1枚採用されてたりするみたいですね。好きなカードなので、ちょっと嬉しい。
まとめ
本日は引き裂かれし永劫、エムラクールでした。
コメントでご意見などいただけますとうれしいです。
なんせアカデミーを名乗ってますもので、知識はぶつけ合って高めていくものだと思っております。
それでは、マジックで稼いで、好きなカードを沢山買いましょう！
もっと、盛り上がれ！マジック・ザ・ギャザリング！
MTGアカデミーのジンでした。
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