【MTG 高騰】沈んだ廃墟　「通廊」は忘れ去られたままだった。

MTG　高騰

2021.08.20

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2021年8月19日現在

今回の1枚
価格情報
高騰理由
今後の予想
個人的な投資状況
まとめ

今回の1枚

最近、有効色フェッチランドをはじめ、ショックランドなどの下環境で使える優秀な土地が軒並み上がってきています。それらは今となっては周知の事実になってしまっているので、紹介するまでもないかなと流していますが、何やら他の土地にも動きがあるようです。シャドウムーアのレア土地を取り上げます。

沈んだ廃墟 Sunken Ruins　です。

潮刻みの手入れが無くなった今、「通廊」は忘れ去られたままだった。あるものは街をすべて飲み込み、またあるものはひび割れた土へと干上がらせた。

シャドウムーアブロックにあったハイブリッドランドサイクルの1枚です。2色の組み合わせ10種存在します。

秘教の門/Mystic Gate（白青）
沈んだ廃墟/Sunken Ruins（青黒）
偶像の石塚/Graven Cairns（黒赤）
火の灯る茂み/Fire-Lit Thicket（赤緑）
樹木茂る砦/Wooded Bastion（緑白）

悪臭の荒野/Fetid Heath（白黒）
滝の断崖/Cascade Bluffs（青赤）
黄昏のぬかるみ/Twilight Mire（黒緑）
岩だらけの大草原/Rugged Prairie（赤白）
溢れかえる果樹園/Flooded Grove（緑青）

シャドウムーアに有効色、イーブンタイドに対抗色が収録されました。（偶像の石塚のみ未来予知に先行収録）

共通しているのは、まず普通に無色マナが出るアンタップインの土地であるのが非常に優秀。

そして、2色の組み合わせを選んでマナを出すことができます。(A)か(B)のマナを支払ってタップすると、(A)(A)か(A)(B)か(B)(B)の組み合わせでマナを出せる形式です。1つ色マナをつぎ込んで、2つ色マナを出すカードと言うと分かりやすいかもしれませんね。

価格情報

ここへきて上がってきています。このサイクル全てのカードが上がっているわけではなく、青と黒絡みのカラーが値上がり傾向です。となると当然、この青黒カラーの沈んだ廃墟が一番上昇率が高いことになります。

再録としてはダブルマスターズでされています。

高騰理由

使われているのは青黒の色拘束が厳しいデッキ。となるとモダンの青黒リビングエンドでしょう。

1マナでサイクリングできるクリーチャーをひたすら捨ててはドローを重ね、死せる生を踏み倒して一気にリアニメイトするコンボデッキです。このサイクリングクリーチャーたちは有色の1マナを要求してくるので、色が片寄るとドローが止まることもあります。そこで数枚差してあるハイブリッドランドが活躍するという理屈です。

色拘束の厳しいサイドボードカードを補助する役目も果たせますね。