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”稼ぐ”の視点でマジック・ザ・ギャザリングのカードをとことん掘り下げて紹介しています。
この記事を読めば、価格情報や環境、そのカードの強みなどが余すところなく分かって頂けるはずです。
筆者の今後予想も隠さず書いてますので、ぜひカード売買の参考にしてみて下さい。
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2021年5月5日現在
今回の1枚
いつ紹介しようか迷い続けて半年ぐらい経ったカードを今日はようやく記事にしています。正直、ここまでの価格になるとは思いませんでした。初出は基本セット2015なので、約7年前の黒いエンチャント。
無駄省き Waste Not です。
カードの下部に「デザイン:マジック・コミュニティ」とありますが、そのままの意味で「カードを作るのは君だ!」というキャンペーンで生まれたカードになっています。絶妙な効果が素晴らしいですね。
分解すると3つの効果です。全て相手がカードを捨てたときに誘発します。捨てられたカードによって誘発するのは以下の通りです。
土地・・・黒2マナを加える
上記以外・・・1枚ドロー
どれも地味ながらアドバンテージを得られる効果になっています。2つ目は時と場合に寄りますが・・・。設置した後は積極的にハンデスを狙っていきたいところですね。
そして、このカードが優秀なのはマナコストの軽さでしょう。2マナと早い段階で場に出せるので、後続の手札破壊呪文でしっかりとアドバンテージを取ることができます。逆に言うと、手札破壊呪文が続かないと何の意味もないカードになりますね。
価格情報
じわじわ上がって1,500円に迫っています。高騰という感じがしませんが、1年前までは500円出せば余裕で買えるカードだったことを考えると随分値上がったなという印象です。
再録は一度だけしていて統率者2016でされています。初出の基本セット2015から2年ほどでのスピード再録だったので、しばらく価格が上がってこなかったのはこれが影響しているかもしれません。
高騰理由
急に需要が上がったというよりは、評価が時間とともに伸びてきた。というのが高騰理由としては正しいと思います。
よく使われているのはモダンのメガハンデス?みたいなデッキで活躍中です。キーカードは死の飢えのタイタン、クロクサです。
今までもメガハンデスと呼ばれるデッキはいくつも存在し、その多くが手札が少ないことでダメージが入るようなカードを駆使してじわじわ決着まで持っていくパターンがほとんどでした。そこにより直線的にライフを詰められるクロクサがフィット。決着まで時間がかかっていたデッキのキルターンが早くなったことで、そこそこ強いデッキにまで評価が上昇しています。
他にはおなじみの恐怖の神、ターグリットを始めとする統率者戦でも活躍。
そもそも、手札入れ替え呪文が飛び交う統率者戦において、無駄省きは置いておくだけでそれらのカードをけん制することができますね。
今後の予測
上がり切ったかなと思ってます。値上がりはここまで予想です。
が、ちょうど最安がピッタリ1,000円前後なので、1,200円とかまではいく可能性はあります。そうなるとトリム平均自体は1,600円ぐらいに落ち着きそうですね。どちらにしても大きくは上がらないと思っています。
個人的な投資状況
在庫は沢山あって10枚ほど。すでに5枚ほど売りました。高めに出してもしばらくしたら売れていくのを繰り返しています。仕入金額は400円前後なので、すでに大幅な利益ですね。
そろそろ残りの在庫は売り切りたいなと思っているので、頑張って売っていこうと思っています。
まとめ
本日は無駄省きでした。
コメントでご意見などいただけますとうれしいです。
なんせアカデミーを名乗ってますもので、知識はぶつけ合って高めていくものだと思っております。
それでは、マジックで稼いで、好きなカードを沢山買いましょう!
もっと、盛り上がれ!マジック・ザ・ギャザリング!
MTGアカデミーのジンでした。
他の記事も見ていってくださいね。
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