【MTG 高騰】遅延　3ターン待ってね

MTG　高騰

2021.02.28

MTGアカデミーへようこそ。管理人のジンです。

このブログはカード売買で月5万円稼ぐためのMTGブログをコンセプトに
”稼ぐ”の視点でマジック・ザ・ギャザリングのカードをとことん掘り下げて紹介しています。
この記事を読めば、価格情報や環境、そのカードの強みなどが余すところなく分かって頂けるはずです。
筆者の今後予想も隠さず書いてますので、ぜひカード売買の参考にしてみて下さい。

Twitterアカウント
毎回記事を更新したらツイッターに投稿していますので、是非ともフォローお願いします。
また、リツイートも是非！
自由に話題として使ってください。

また、BASEにてマジックのまとめ売りなども販売中！
BASEショップ＝MTGアカデミーマスターズを紹介した記事はこちら。
困るぐらい売れすぎてますので、いつも在庫がありませんが、たまに復活します。
ご注目ください。

ほぼ毎日更新していますので、よかったら他の記事、今後の記事もよろしくお願いいたします。

2021年2月28日現在

今回の1枚
価格情報
高騰理由
今後の予測
個人的な投資状況
まとめ

今回の1枚

今日は最近注目のカウンターを紹介します。最近というか、結構前から使われているカードなんですけどね。未来予知より、アンコモンカウンター。

遅延 Delay　です。

私の友人はみんな「ディレイ」と呼びますね。皆さんもそうですか？

かなり変わった効果のカウンター呪文です。流れを解説します。

まず、呪文一つを打ち消します。2マナシングルシンボルという軽さで、特に指定なく何でも打ち消せるのがポイントです。で、流石にこれでは強すぎるので、デメリットという形で打ち消した呪文に待機3を与えます。

では、待機の解説ですが、待機とは元々、特定のマナを支払って呪文を追放し、後のターンに時間差で唱えるという効果です。具体的には追放したカードに指定された時間カウンターを置いておき、毎ターンのアップキープにその時間カウンターを減らしていって無くなったら無料で唱えるって感じですね。

実際の効果に話を戻し簡単に書くと、遅延はこの待機状態にして打ち消したカードを追放します。時間カウンターは3つ。ということは打ち消した後、呪文のコントローラーのアップキープが3回来たら無料で使えることになります。カード名の通り、呪文の解決を3ターン遅延させるカードという認識が分かりやすいでしょうか？

普通に使えば、ただの時間稼ぎカードにしかなりません。ただし、以下のような場合では確定カウンターとして機能することになります。

①あと2ターン以内のにゲームが決着する場合
②一撃必殺のコンボ実行中の場合（つまりこの場でゲームが決まる）
③マナコストにXを含む呪文を打ち消した場合
④インスタントタイミングの動きやアップキープでの行動を封じている場合
⑤特定のタイミングでしか効果を発揮しないカードの場合

特に⑤を決めていきたいところですね。具体的には相手のカウンターやタイミングが限定されている火力などに対して使えれば完璧。逆に言うと他のカウンターよりも使うのが難しいカウンターだとも言えますね。

価格情報

昨日に引き続き最安の異常値は気にしないことにします。何かのエラーでしょう。

価格自体は500円から半年かけて倍以上になってます。最安も上がっていますし、人気カードの仲間入りですね。

高騰理由

理由は2つ。まずはモダン以下での需要です。元々たまに使われる系のカードでしたが、コントロール、コンボともになんだかんだ使えるカウンターとして認知が変わってきているように思います。コントロールにとってはタイタンヴァラクートやトロンといったランプデッキが減っていることもあり、大振りの動きを止めるというよりかは早いターンの動きを阻害できるカウンターが有利になっている状況です。コンボにとって軽いカウンターが有用なのは言わずもがなですね。

そして、もう一つは統率者戦です。青ければ入れとけとも言われるほどの採用率を誇ります。単純にプレイヤーが4人いるので、待機状態になってから帰ってくるまでにより時間がかかるのがポイントです。統率者戦の人気とともに価値が上がってくるのは自然な流れと言えますね。