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”稼ぐ”の視点でマジック・ザ・ギャザリングのカードをとことん掘り下げて紹介しています。
この記事を読めば、価格情報や環境、そのカードの強みなどが余すところなく分かって頂けるはずです。
筆者の今後予想も隠さず書いてますので、ぜひカード売買の参考にしてみて下さい。
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2020年12月19日現在
今回の1枚
例えば、デッキを削って使うカードがあった場合、あなたはデッキを何枚まで削れますか?5枚?15枚?それとも53枚?その特殊な効果から様々なカードゲーム用語を産み出した名カードを紹介します。アイスエイジの黒いインスタント。
Demonic Consultation です。
実はアンコモンです。登場から約25年。再録が待たれます。
まずは効果を現在のテキストでどうぞ。
手順を整理します。細かいところは省いて、大枠を押さえると、
②デッキトップから6枚追放する
③宣言したカードが出るまでデッキトップから1枚ずつ公開する
④宣言したカードを手札に加える
⑤公開したカードを全て追放する
こんな感じです。
勘違いしやすいのは②で、この追放した6枚に選んだカードがあっても手札には入りません。ここは完全なデメリットになっています。②の6枚に選んだカードが全て含まれていて、デッキ切れするというリスクを持ったカードというわけです。このデッキ切れで敗北することを「デモコンデス」といいます。
非常にリスクの高い1枚ですが、問題はデッキが削れることを良しとするか?です。答えは、一部の例外を除き、沢山削れても問題ないです。例えば、今から一戦遊んでみて、ゲーム終了時にデッキの枚数を数えてみてください。40枚ぐらいは普通に残ってることが多いのではないでしょうか?つまり、ゲーム終了時には使わなかったカードがデッキに残るものなので、デッキを削ることでリターンが得られるなら別に問題はない。これが、かの有名な「デモコン理論」です。
もちろん、相手がライブラリアウトデッキだったりした場合は例外になりますが、ほとんどの場合でDemonic Consultationは強力なサーチカードとして機能します。そもそも1マナのインスタントなんですよね。マジック史上、最強のサーチ呪文だという人もいるとか?いないとか?
ちなみに、レガシーで禁止カードになっています。
価格情報
再上昇中。って感じですかね?
1年前までは500円とかだったので、大出世です。もともと強いカードではあるんですが、必須級のカードかというとそうではありませんからね。
それが最近のセットが影響して上がってきているということは・・・。
高騰理由
例の問題児が影響しています。タッサの神託者です。
パイオニアからヴィンテージまでを変えてしまったカードですね。セルフライブラリアウト戦略の要となるカードです。
Demonic Consultationがレガシーで使えないということで、ヴィンテージでこのタッグは使われています。デッキ自体はDoomsdayです。
豪快にデッキを削ってタッサの神託者を決めに行くデッキですね。このデッキのサブプラン兼パーツ探し役としてDemonic Consultationは使われています。最後の審判を探しに行ってもよし、相手のカウンターに対してこちらもカウンターを探しに行ってもよし、いざとなったらデッキに入っていないカードを指定して、無理やりタッサの神託者につなげてしまうこともできますね。
Demonic Consultationは1つのゲーム中に複数枚打つようなカードではないので、デッキに1枚だけ採用されていることがほとんどです。
今後の予測
上がってくるとは思います。ただ、直近は伸び悩んでいるようですね。
使われているデッキは限られていますし、デッキに1枚採用ということもあって伸び切らないということだと思います。また、再録禁止カードではないので、いつかは再録する可能性がありますからね。
個人的な投資状況
1枚だけ持っていますが、統率者戦とかで使う可能性もあるので、売る予定はありません。
この手の古いカードはヘビープレイドが安く見つかる可能性もあるので、それは引き続き狙っていきます。
まとめ
本日はDemonic Consultationでした。
コメントでご意見などいただけますとうれしいです。
なんせアカデミーを名乗ってますもので、知識はぶつけ合って高めていくものだと思っております。
それでは、マジックで稼いで、好きなカードを沢山買いましょう!
もっと、盛り上がれ!マジック・ザ・ギャザリング!
MTGアカデミーのジンでした。
他の記事も見ていってくださいね。
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