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2020年8月21日現在
今回の1枚
プレイアブルな土地って必ず上がりますよね。マジックとはそういうゲームです。基本セット2020より、問題のレア土地を紹介します。
死者の原野 Field of the Dead です。
少しややこしいものの理解すればこんなに強い土地はないと思います。そもそも、この効果を土地に付けるべきではなかったような気が・・・。
まずは原文ままでどうぞ。
ざっくり言うと、土地が6種類あるときに7種類目を出せば、ゾンビトークンが出ます。それは死者の原野そのものでもよく、とにかく土地が出ました→種類見ました→7種類以上あります→ゾンビトークンってことですね。
マジックで一番対策されづらいカードは土地カードです。土地から産み出したマナでカードを使っていくゲームなので、土地が簡単に破壊されたり、無効化されてしまったりするとゲームバランスが壊れかねないからだと思います。その土地カードがクリーチャーを供給するのはただのセットランドを戦力に変換できる強みだけではなく、止める方法が限りなく少ない動きだというわけです。
ということで、現在のスタンダードで禁止。その後、パイオニアでも禁止になっています。対策が難しいのもそうですが、ゲームが長引くことも問題で、それも禁止理由の一つです。ミラーマッチが地獄なんですよね。お互いゾンビ増やしてエンドを繰り返しては、全体除去はうま味ないから打てない、ゾンビトークンは打ち消せない、たまに占術できるようなカードが来たもんなら土地をトップに置くしまつ。これは問題。良くないですね。一応、モダン以下にはそこそこパワーのある土地対策カードがあるので、禁止にはなっていません。
価格情報
あと2カ月でスタンダード落ちするカードなんですが・・・。これは乗り遅れた方も多いのではないでしょうか?
まあ冷静に見れば、禁止になってるにも関わらず、下がるどころかジリジリ上がってきてたんですけどね。
では高騰理由行きましょう。
高騰理由
これはもちろんモダン以下での需要ですが、テーロス還魂記の2枚。自然の怒りのタイタン、ウーロとイリーシア木立のドライアドの存在が大きいと思います。
死者の原野はこの2枚を活かして、土地を活用した動きがあるデッキで活躍中です。
自然の怒りのタイタン、ウーロはバントランプや荒野の再生。イリーシア木立のドライアドはアミュレットタイタンが主なデッキですね。風景の変容を使うようなデッキでも大活躍します。
スタンダードやパイオニアと違って土地への対策があるとはいえ、やはり触りづらいことから人気のフィニッシュ手段になってきているようです。
他の高騰理由として想像しているのは、基本セット2020がショップから無くなってきている気がします。そこまで高くないカードが多く、スタンダードでの活躍に止まっているカードも多いので、相対的に死者の原野の地位が上がってきました。「今のうちに買っておこう」が多発した結果だと思います。
今後の予測
近い将来、基本セット2020の中で最高額カードの座を射止めると思うので、もっと上がると予想。今の最高額はおそらく虚空の力線です。
だいたい1,700円くらいなので、ここが目標値だと思います。虚空の力線ほどの汎用性はないですが、期待を感じてますね。
個人的な投資状況
10枚おさえられました。なんとか間に合いましたね。内1枚は統率者戦で使っています。
もう期待しながら見守るだけの案件なので、上手く最高値を見極めて売るだけですね。ただ、無限に上がっていく可能性もあるので、焦らない方がいいと思っています。
この確実に当たる宝くじを握りしめながら3等が2等になり、2等が1等になっていくのを見るような感覚はカードゲーム投資の醍醐味ですね。
まとめ
本日は死者の原野でした。
コメントでご意見などいただけますとうれしいです。
なんせアカデミーを名乗ってますもので、知識はぶつけ合って高めていくものだと思っております。
それでは、マジックで稼いで、好きなカードを沢山買いましょう!
もっと、盛り上がれ!マジック・ザ・ギャザリング!
MTGアカデミーのジンでした。
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