【MTG 高騰】不吉な狩猟のニース　嘘の神、ヴァルキー

MTG　高騰

2024.04.19

MTGアカデミーへようこそ。管理人のジンです。

MTG×お金×ブログ
マジックとお金の話を更新し続けているブログです。
カード売買の参考にどうぞ。

X(Twitter)アカウント
毎回記事を更新したらX(Twitter)に投稿していますので、是非ともフォローお願いします。
また、リポスト(リツイート)も是非！
自由に話題として使ってください。

MTG専門カードショップ
カードショップmerCato
MTG専門オンラインショップをオープンしました！

YouTubeチャンネル
ライブ配信を中心に細々と活動中。
配信するときはX(Twitter)で告知してますので、良かったらぜひ。

他の記事や今後の記事もよろしくお願いいたします。

2024年4月19日現在

高騰カード情報
まとめ

高騰カード情報

X(Twitter)でプレゼント企画が再開しました。不定期ですが、統率者デッキとかパックとかシングルカードの詰め合わせとか色々当たるかも？？ぜひともご参加ください。次回の開催時期は・・・内緒。

ちなみに、たまに言われるのですが自分のサブアカウントや友人に当選させたことは一度もありません。完全ランダム抽選です。クリーンな企画ですので、次回の開催時には奮ってご応募くださいませ。

ではでは今日は2枚ほど高騰カードを取り上げたいと思います。

不吉な狩猟のニース/Neyith of the Dire Hunt

Jumpstartの優秀な戦士は知る人ぞ知る強カードでしょうか？4マナ、3/3と緑にしては小さいですが、自軍のクリーチャー1体以上がブロックされるor格闘したとき1枚ドローができます。さらに戦闘開始時に3マナを支払うとクリーチャー1体のパワーを2倍にしてブロックを強制するので、クリーチャーをガンガン狩ってはアドバンテージを取っていくデザインです。まさにハンターって感じ。

このカードとぶっちぎりで相性が良い統率者がカルロフ邸殺人事件で登場。地震土竜、アンズラグですね。

ブロックされることで追加の戦闘ができるため、相性抜群。地震土竜、アンズラグ自身の能力でブロック強制を付与できますが、不吉な狩猟のニースの方が起動型コストが軽く、ドローも入るので、並ぶと大きな戦果を挙げることができるでしょう。

このカードは再録が今のところなく、Jumpstartという希少度の高いセットということで高騰の背中を押しました。

嘘の神、ヴァルキー/Valki, God of Lies

なにやら悪いコンボが産み出されるとき、そこにこの嘘の神がよくいるのではないでしょうか？表面が2マナのクリーチャーで裏面が7マナのプレインズウォーカーになっているカードで、どちらかの面を選んで唱えられる仕組みになっています。

表面は各プレイヤーからのクリーチャーハンデス。一時的に相手の手札からクリーチャーを追放します。さらに追放されているクリーチャーのマナ総量分のマナを支払うことでそのクリーチャーのコピーになれるオマケ付き・・・いや、オマケレベルではないですね。そもそも2マナのクリーチャーが各プレイヤーから選んでハンデスできる（クリーチャーのみではありますが）というのはかなり高性能。相手依存ではあるものの、強いクリーチャーを追放できれば、コピーになる能力も優秀です。

続いて裏面。裏面も7マナのプレインズウォーカーらしく優秀で、まず出たときに星界の騙し屋、ティボルト（裏面の名前）の能力で追放したカードをパクって唱えてもよく、その際色マナは好きな色で支払ってもよいという紋章を得ます。忠誠度能力もそれにちなんだものになっていて、+2で各プレイヤーのライブラリートップを追放、-3でアーティファクトかクリーチャーを追放、-8ですべての墓地のカードを追放し赤3マナを得るという能力です。

どちらの面も優秀なので、収録されたカルドハイムの中でも屈指の強カードだったわけですが、どちらかというとルールの抜け道をついたような使われ方をしているのが現状。どういうことかというと、表面は2マナという性質を活かし、「マナ総量が○○以下のカードを追放し、マナコストを支払わずに唱える」といった挙動を持つカードで表面を参照して追放し、裏面で唱えるということが可能です。例えば白日の下になどでいきなり裏面で唱えることができます。

そして、このたび新セット・サンダージャンクションの無法者で相性の良いカードが登場。再覚醒したジェイスです。

デメリットが付いているものの2マナのジェイスということで話題になっていますね。なんというか2マナのジェイスとティボルトがコンボするという点に運命を感じたり・・・。

このジェイスは+1能力で手札から3マナ以下のカードを計画できます。計画というのは新メカニズムで、一時的に手札からカードを追放し、それを後のターンにソーサリータイミングでマナコストを支払わずに唱えられるというものです。つまり、同じように裏面で踏み倒せるという訳ですね。このコンボは4ターン目になるまで唱えられない再覚醒したジェイスで計画し、次のターンに出てくることを考えると最速5ターン目のコンボ・・・そこまで強くない？と感じてしまいます。が、「5ターン目に7マナプレインズウォーカーがマナを使っていない状態で着地する」と読みかえると凄さが分かりますね。

そして、再覚醒したジェイスが4ターン目まで唱えられないデメリットを無視する方法があるとすれば・・・宇宙だ。