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2024年2月26日現在
今回の1枚
スタンダードの高騰カードシリーズが続きます。今日は機械兵団の進軍より、今話題のソーサリーを取り上げていきましょう。
多元宇宙の突破 Breach the Multiverse です。
「すべての世界が完全化を知ることとなるだろう。」
――エリシュ・ノーン
かなり豪快な7マナソーサリー。各プレイヤーはライブラリーを10枚切削し、その後各プレイヤーの墓地からクリーチャーかプレインズウォーカーを1体ずつ選び自分の場にリアニメイトします。また、自分のクリーチャーがファイレクシアになるオマケつきです。
タイマン戦では自分と相手から2体、統率者戦などの4人対戦の場合は4体ものクリーチャーかプレインズウォーカーを自分の場に出せるとあって、撃ったら勝ち感のあるカードですね。とはいえ、相手が小粒クリーチャーばかりのデッキだったりすると旨味が少なく、相手依存のカードでもあります。相手を度外視して、自分の大型クリーチャーをリアニメイトする目的で使うとしたらもっと軽いカードがありますし、7マナあるなら素出ししてしまえば良いでしょう。
では、使えないカードか？というとそんなことはありません。昨今はクリーチャーやプレインズウォーカーの質が高く、相手依存ではあるものの高いリターンが見込めます。そして、自分のものと含めて一気に強力なクリーチャーやプレインズウォーカーを複数体揃えられた時の逆転は非常に難しい。多少のデメリットに目をつむってぶっ放すのがいいと思います。
価格情報
直近で最安も大きく跳ねました。かなり人気ですね。初動は安価だったのですが、すぐに500円ぐらいまで高騰し、その後落ち着いていたのですが、再浮上してきました。
ちなみに、拡張アート版が存在します。
高騰理由
スタンダードの色んなデッキで使われており、流行りの赤黒ミッドレンジや5C(4C)ドメインなどで活躍中です。
そして、青黒系でまとめたリアニメイトコンボのようなデッキも登場。
それを後押ししたのがカルロフ邸殺人事件の新カード、陰謀の解明者です。
やはりリアニメイトなので大型クリーチャーの筆頭である偉大なる統一者、アトラクサを叩きつけたいところですが、この陰謀の解明者もほぼ一撃必殺の動きが可能。墓地肥やしさえできれば実質全知のように機能するので・・・。
犯行現場の再現や鏡に願いをなども駆使して多元宇宙の突破を撃ちまくることで大量リアニメイトだけではなく、ライブラリーアウトも狙えてしまうという面白いコンボデッキに仕上がるわけです。
墓地肥やしとリアニメイトを両立していて、相手のライブラリーを削れるという多元宇宙の突破の特徴をフルに活かした素晴らしい発想ですね。このデッキがなかなか強いということでキーカードである多元宇宙の突破が高騰してきました。
今後の予想
このデッキはファンが付くタイプのデッキだと思います。なんといってもハマった時のやりたい放題感は他のデッキにはない魅力がありますね。まあ、墓地対策1枚で何もできなかったりするのですが・・・。予想としてはもう少し上がる予想をしています。
ちなみに、当店にも在庫がありますので、お早めにご利用ください。書いてる時点であと2枚になってしまいました。
機械兵団の進軍 シングルカード販売ページ⇒こちら
まとめ
本日は多元宇宙の突破でした。
コメントでご意見などいただけますとうれしいです。
なんせアカデミーを名乗ってますもので、知識はぶつけ合って高めていくものだと思っております。
それでは、マジックで稼いで、好きなカードを沢山買いましょう！
もっと、盛り上がれ！マジック・ザ・ギャザリング！
MTGアカデミーのジンでした。
他の記事も見ていってくださいね。
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