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【MTG 高騰】乱動する渦 2つ見られるサイドボードは優秀

乱動する渦 MTG 高騰
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2024年1月25日現在

今回の1枚

今日は想定とかなり違う動きをして、驚いているカードを取り上げます。サイドボードに取る対策カードとしてはピカイチの性能です。ゼンディカーの夜明けより、レアエンチャント。

乱動する渦 Roiling Vortex です。

乱動する渦

ライフを詰めながら2つのことに対して対策できる優秀な対策置物ですね。

まず、各プレーヤーのアップキープにそのプレイヤーが1点ダメージを受けます。ダメージ量は小さいものの、毎ターン積み重なっていくので、馬鹿になりません。とはいえ、このカードでゲームを決められるほどではないので、あくまでも追加のダメージ源的なポジションです。

そして、赤1マナを支払うと対戦相手がターン中ライフを得られなくなります。この能力と1つ目の能力から分かる通り、バーンデッキなどのダメージを与えることを得意とするデッキが回復をしてくる対戦相手を咎めるためのカードですね。

ここまででも優秀な置物だと思いますが、更にもう1つマナを支払わずに呪文を唱えたプレイヤーに5点のダメージが飛びます。これがかなりの抑止力になり、ピッチスペルや続唱呪文などを多用するデッキに対して強力なブレーキをかけるわけです。

総合すると「ライフを回復しようとしてくる相手」「マナコストの踏み倒しを得意とする相手」という2種類の相手に対して強く出られる対策置物ということで、評価が上がってきています。

 

価格情報

乱動する渦価格

昨年の12月ごろに高騰しましたが、そこから落ちることなくもう一段伸びた印象です。この話は高騰理由で詳しく書きます。

ちなみに、再録は一度もありません。また、例によって拡張アート版が存在します。

 

高騰理由

このカードがバーンを中心とするダメージを与えることが得意なデッキのサイドボードにピッタリ。という話は見たままです。では、注目されてきた理由ですが、12月ごろに上がってきたタイミングはまさにイクサラン:失われし洞窟が発売した直後のタイミング。ちょうど新キーワード能力「発見」が暴れ出した頃です。

地質鑑定士 クイントリウス・カンド

この発見を使ったコンボは連鎖的に発見を撃ちまくるものだっただけに乱動する渦が置かれたら完全に身動きが取れなくなります。

ただ、ご存じの通りパイオニアにて地質鑑定士は禁止となり、最速のコンボパターンが消えたことで環境からかなり数を減らしてしまいました。これで値下がってしまうかなと思いきや、モダンを中心に引き続き需要があるということで更に上昇傾向です。ピッチスペルと続唱がバンバン飛び交う環境ですから、その有用性は言わずもがな。バーン、ボロスバーンはかなりの確率でサイドボードに取るほど流行を見せています。

パイオニア以下の環境で赤くて速いデッキを握るならほぼ確実に選択肢に入ってくるということで、今後にも期待できるカードですね。実際、かなりよく見ますし、よくサイドインされます。モダンで創造の座、オムナスとか使ってると特に。

創造の座、オムナス

 

今後の予想

1,000円オーバーを期待したいところですが、あくまでもサイドボードカードです。他の対策系置物と比較しても十分な価格なので、ここまでと見るのが妥当でしょう。600円前後をうろうろする予想です。

ちなみに、当店にも在庫がありますので、よろしければご利用ください。

ゼンディカーの夜明け シングルカード販売ページ⇒こちら

 

まとめ

本日は乱動する渦でした。

 

コメントでご意見などいただけますとうれしいです。

なんせアカデミーを名乗ってますもので、知識はぶつけ合って高めていくものだと思っております。

それでは、マジックで稼いで、好きなカードを沢山買いましょう!
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MTGアカデミーのジンでした。
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