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2024年1月8日現在
今回の1枚
今日はモダンを中心に広く使われだしている妨害置物を取り上げます。初出はミラージュまでさかのぼるカードで、古くから遊ばれている方は付き合いが長いカードなのではないでしょうか？再録も何度か経験しているアーティファクト。
呪われたトーテム像 Cursed Totem です。
魂から魂へと手渡しておくれ、このわたし。／兵士から牧人へ、牧人から獣へ、獣から土へと／やがてわたしが全てに宿るまで。／そしたら今度は、みんなの魂を手渡しておくれ。
――― トーテム像の銘文（翻訳）
「なんとおっしゃいましたか、偉大なるもの？この強力な遺物を 最も出来の悪い あび研究者に任せるのでしょうか？」
――陰謀団の召使い、フレスドリム
独特な雰囲気のあるフレーバーテキストが面白い1枚。初出のミラージュ、その後再録した第6版のフレーバーテキストが1つ目。そして、モダンホライゾン2で再録した時のフレーバーテキストが2つ目です。再録によってモダン使用が可能になりました。
それでは能力ですが、非常にシンプル。クリーチャーの起動型能力が起動できなくなります。この手のカードにありがちな「マナ能力以外の」といった一節が無いので、マナクリーチャーがマナを出す能力も止めることが出来るデザインですね。
ちなみに、この能力が影響するのはあくまでも戦場のみです。その為、手札や墓地などで起動するクリーチャーの起動型能力は問題なく使うことができます。勘違いが起きやすいポイントなのでご注意を。（分かりやすく「戦場の」って書いてほしいけどね・・・）
価格情報
一気にあがってきましたね。最安も反応しています。すでに200円以下で買うのは難しくなっているようです。
ちなみにバージョンの優劣としては一番最近の再録であるモダンホライゾン2版が安値になる傾向があり、ミラージュ版が最も高値で取引されています。ミラージュ版はすでに1,000円以上の水準になってきているようです。
高騰理由
活躍場所はモダンです。クリーチャーの起動型能力を多用するデッキを止める目的で使用されるのは当然ですが、今の環境で止めたいデッキは主にヨーグモス医院ですね。このデッキへの対策として需要が高まっていることが高騰理由です。
スランの医師、ヨーグモスが登場した頃から不死クリーチャーとの相性が注目され誕生したデッキですが、オークの弓使いを獲得し、アガサの魂の大釜が加わったことでデッキパワーが更に向上しました。
友人に30分ほど解説してもらったんですけど・・・このデッキは本当に難しい！ここでは説明を割愛しますが、不死クリーチャーの+1/+1カウンターを-1/-1カウンターで相殺することで何度も不死を誘発させ、グルグルするデッキだと思ってください。（適当）
アガサの魂の大釜は要であるスランの医師、ヨーグモスが墓地に落ちてしまってもコンボに入るルートを可能にするため、現在は採用型が多くなっています。
このデッキは呪われたトーテム像で全てのコンボルートを消すことが出来るので、環境でも屈指の強デッキになりつつあるヨーグモス医院を止めるにはピッタリのカードですね。
今後の予想
普通に800円ぐらいまで行きそう。トリム平均的には高価なミラージュ版を拾うかどうかによって大きく上下すると思いますが、モダンホライゾン2版も500円以上はあると思います。少なくとも最安はもっと上がってくるでしょう。
ちなみに、当店にも在庫がありますので良かったらご利用ください。お早めに。
モダンホライゾン2 シングルカード販売ページ⇒こちら
まとめ
本日は呪われたトーテム像でした。
コメントでご意見などいただけますとうれしいです。
なんせアカデミーを名乗ってますもので、知識はぶつけ合って高めていくものだと思っております。
それでは、マジックで稼いで、好きなカードを沢山買いましょう！
もっと、盛り上がれ！マジック・ザ・ギャザリング！
MTGアカデミーのジンでした。
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