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2023年11月14日現在
今回の1枚
急に話題になったカードをご紹介します。面白いカードではあるので、今後に注目ですね。トーメントのアンコモン”全体除去”。
浄化の瞑想 Cleansing Meditation です。
まずは日本語テキストからどうぞ。
スレッショルド ― あなたの墓地にカードが７枚以上ある場合、代わりにすべてのエンチャントを破壊する。その後あなたの墓地にある、これにより破壊されたすべてのカードを戦場に戻す。
まず、アンコモンのソーサリーがエンチャントだけとはいえ全体を除去するのは珍しい（他にもあるにはありますが）ですね。当然、「すべてのエンチャントを破壊する」なので、自分のエンチャントも巻き込まれますが、スレッショルドといって唱えた時点で墓地に7枚以上のカードがあれば自身のエンチャントは破壊されたあと戦場に戻ってきます。
ポイントはスレッショルド達成でも一度すべてのエンチャントは破壊される点です。スレッショルド達成で「代わりに対戦相手のエンチャントだけを破壊する」ではなく、「すべてのエンチャントを破壊したうえで自分のエンチャントだけ戦場に戻す」なので、戦場に出たとき能力を持つエンチャントは再使用できることになります。それを踏まえた上で価格情報と高騰理由に行きましょう。
価格情報
キレイな高騰グラフですね。最安もついてきていますし、順調に市場在庫が減ってきているようです。
ちなみに、一度も再録がありません。現代基準では再録するとしてもレアに格上げでしょうか？尚更、再録は難しい気がします。
高騰理由
レガシーで活躍できそうだと話題になっているのが高騰理由のようです。現在、レガシー（だけではありませんが）に旋風を巻き起こしているカードがあります。エルドレインの森で登場した豆の木をのぼれです。
各フォーマットで活躍しているカードですが、特にレガシーには環境を定義する意志の力がありますので、ナチュラルに5マナ以上のカードを採用できる事情があります。
そして、相性の良い5マナ以上のカードとして力線の束縛やロリアンの発見と合わせて、有力なカードを詰め合わせた5色のコントロール（ミッドレンジ）デッキが出てきているようです。
このデッキにおいてメインで採用されているエンチャントは↑の豆の木をのぼれと力線の束縛だけですが、どちらも戦場に出たとき能力を持っています。その為、相手のエンチャントを対策するカードとして浄化の瞑想をサイドボードに取っておけば、対策しつつアドバンテージが取れるかもしれないわけですね。これは良く見つけたなと思います。スレッショルドの達成は・・・レガシーなら簡単でしょう。
今後の予想
ひとまず、このデッキが今後も活躍できるかどうかにかかっています。今のところ、かなり強いような気がするのは私だけでしょうか？そもそもパワーカード満載のグッドスタッフになるので、どんなデッキとも渡り合えるイメージがあります。
その為、強気に更なる値上がり予想です。このデッキが流行れば流行るほどミラーマッチが増えることになるわけですが、相手のエンチャントだけを破壊できるような格好になる性質上、ミラーマッチにも強くなる点も評価しています。
まとめ
本日は浄化の瞑想でした。
コメントでご意見などいただけますとうれしいです。
なんせアカデミーを名乗ってますもので、知識はぶつけ合って高めていくものだと思っております。
それでは、マジックで稼いで、好きなカードを沢山買いましょう！
もっと、盛り上がれ！マジック・ザ・ギャザリング！
MTGアカデミーのジンでした。
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