【MTG 高騰】真紅の見習い僧　たとえ火中を通るとも無傷なり

MTG　高騰

2023.11.122023.11.14

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2023年11月12日現在

今回の1枚
価格情報
高騰理由
今後の予想
まとめ

今回の1枚

今日はインベイジョンのコモンクリーチャーを取り上げます。23年前のコモンが活躍できるゲーム、最高ですね！

真紅の見習い僧 Crimson Acolyte　です。

誠実なる者は、たとえ火中を通るとも無傷なり。
――― 真紅の見習い僧の信条

対赤クリーチャーですね。2マナ、1/1と貧弱ですが、プロテクション(赤)を持っています。まず、プロテクションとは何ぞや？という方のために簡単な解説をどうぞ。プロテクション(赤)とは↓の5つのことを言います。

・赤の呪文や能力の対象にならない
・赤にエンチャントされない
・赤の装備品を装備されない
・赤からのダメージを0にする
・赤のクリーチャーにブロックされない

ざっくり言うと、赤に対してほぼ無敵になりますよというものです。全体除去や対象を取らない除去には無力ですが、それでも強力な防御能力だと思います。

そして、それを白1マナで他のクリーチャーにも付与することが出来る能力がナイス。アンチ赤という側面で考えるとこの上ない性能ですね。

ちなみに、このカードと対になる黒曜石の見習い僧はすでに高騰カードとして記事にしています。よかったらご覧ください。（以前の記事はこちら。）

価格情報

上がったり下がったりですが、全体的に上昇傾向ですね。かなり前のコモンですが、200円を超えているのは凄いことだと思います。

ちなみに、一度も再録がありません。

高騰理由

活躍場所は想像通りでしょうか？パウパーです。中でも白単ヒロイックという流行りのデッキがあります。

簡単に言うと英雄的という「このクリーチャーを対象にしたとき+1/+1カウンターが乗る」能力を持つクリーチャーを駆使しビートダウンするデッキです。え？こんなデッキ昔からあるんじゃないの？と思われるかもしれませんが、面白い強化が入りました。エルドレインの森で登場したまどろむ砦番と統率者マスターズに再録した際に起きたきらきらするすべてのコモン落ちです。

基本的にエンチャントーオーラを使ってクリーチャーを強化しながら英雄的を誘発させていく戦術になるので、エンチャントにまつわる能力を持つクリーチャーの登場はピッタリ。更には爆発的な打点を産むきらきらするすべてがまさかのコモン落ちしたことで一気に力強くなりました。

白単で組めてなかなか強いということで人気が上昇中なデッキですが、インスタントの除去に弱いのがネックです。というのもクリーチャーに対しエンチャントーオーラを唱えたときに対応して貼り付ける先のクリーチャーを除去されるとオーラが対象不在になって墓地に行ってしまうからですね。パウパーは全体除去が少ない分、稲妻のように優秀な単体除去をしっかりと積んでくるデッキが多いので、それに対しての防御策はどうしても必要になってきます。