【MTG 高騰】墓後家蜘蛛、イシュカナ　あの空が、高すぎたから　

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2023年8月28日現在

今回の1枚

正直に申し上げます。このカードがスタンダードにあった頃、一番嫌いでした。笑　異界月で登場した緑ファッティをご紹介します。

墓後家蜘蛛、イシュカナ Ishkanah, Grafwidow　です。

5マナ、3/5、到達と蜘蛛クリーチャーの親玉っぽいスタッツに神話レアらしくメリット能力が2つ付いています。まず、異界月で登場した昂揚という能力が付いていて、墓地にカードタイプが4種類以上あると効力を発揮するというものです。このカードの場合は1/2、到達の蜘蛛クリーチャーを3体場に出すことができます。もし、昂揚の条件を満たした状態で着地すれば合計スタッツ6/11となかなか強力です。ちなみにカードタイプとは・・・

の10種類で、地味にバトルが増えてますね。このカードタイプ4種以上というのはカードの枚数を数えるのではなくタイプを数えるので、アーティファクト・クリーチャーやエンチャント・土地などは2種類計算できます。

そして、7マナと起動コストは重いですが、対戦相手1人のライフを蜘蛛の数だけ失わせることができる能力もついていて、まさにフィニッシャーという性能です。前半の昂揚能力との噛み合いもいいですし、無限マナを狙ってみたりするデッキの勝ち手段としても活用できる良いクリーチャーだと思います。色マナは必要ですが・・・。

と、ここまで褒めてきましたが、個人的な感情を言うと嫌いでした。笑　スタンダードにいた頃、スピリットを使っていたので一番の天敵でしたね。昂揚達成状態で出されるとどうにも突破できず、1枚で対処できる除去も当然なく、呪文捕らえでキャッチできず、打ち消しもそこまで強くないと・・・。

本当にキツかった・・・。

価格情報

かなり控えめなグラフですが、ずっと100円だった状態から200円まで登ってきています。神話レアであることを考えるとやや物足りない価格ではありますね。

再録は一度だけ、The Listでしました。

高騰理由

明確な高騰理由が1つあります。指輪物語：中つ国の伝承で登場したウンゴリアントの末裔、シェロブです。

統率者戦での蜘蛛デッキが高い精度で実現できるようになりました。このブログへの登場回数もそこそこありますし、意外と人気な統率者になってきているのかもしれません。蜘蛛クリーチャーは意外と種類が多く、マナコスト帯も散らばっているので、蜘蛛クリーチャーをひたすら集めてまとめるだけで形になるみたいですね。

他に使われているデッキはパイオニアのパルヘリオンシュート。

このデッキは黒緑の墓地肥やしを駆使してパルヘリオン IIを墓地に落とすギミックが使われているので、その過程で昂揚が達成しやすいわけですね。大牙勢団の総長、脂牙が機能しなかった時などのサブプランとして活躍できると思います。

今後の予想

最安、トリム平均ともにあと100円ずつぐらいは行けそう。急激な上昇は期待できないかもしれませんが、ゆっくり届いてくれそうな気がします。

パイオニアでもう1つぐらい墓地活用のデッキが出てきてくれると話が変わってくるかもしれませんね。

まとめ

本日は墓後家蜘蛛、イシュカナでした。

コメントでご意見などいただけますとうれしいです。

なんせアカデミーを名乗ってますもので、知識はぶつけ合って高めていくものだと思っております。

それでは、マジックで稼いで、好きなカードを沢山買いましょう！
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MTGアカデミーのジンでした。
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