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2023年8月16日現在
今回の1枚
マジックにはテキストを一度読むだけではよくわからず、何度か読み返してやっと何が起こるカードなのかを理解できるカードが多々あると思います。そして、そういうテキストが長いカードは「悪用」されることも多いものです。発売当初から、いや発売前から大きな話題になったカルドハイムの問題児。
ティボルトの計略 Tibalt’s Trickery です。
効果もややこしく、手順もややこしいカードなので分解していきます。
②その呪文のコントローラーのデッキを1枚or2枚or3枚ランダムに切削する
③その呪文と違う名前で、土地でないカードがめくれるまでデッキを追放する
④出たカードをそのプレイヤーは唱えてもよい
⑤めくっている途中で追放したカードはデッキ下に戻す
簡単に言うと呪文を打ち消す代わりに別の呪文が唱えられるかもしれない不安定な打ち消しという感じです。
ただ、この打ち消しは自分にも使えるんですよね・・・。ということは??
ちなみにこのカードモダンで禁止になっているんですよね・・・。ということは??
価格情報
良い感じに上がってきています。このカードは初動こそ1,000円に迫る勢いだったのですが、紆余曲折あり150~200円ぐらいの価格に落ち着いていました。
紆余曲折の話を含めて高騰理由をどうぞ。
高騰理由
まず、歴史の話をしたいと思います。まず禁止の歴史を簡単に年表にしてみました。
2021年 2月15日:ティボルトの計略がモダンで禁止
2021年 10月14日:ヒストリックで禁止(デジタル)
2022年 5月12日:エクスプローラーで禁止(デジタル)
注目すべきはモダン禁止のスピード。発売してすぐに禁止となった背景には続唱とのコンボがありました。つまり、デッキの中身をティボルトの計略、続唱呪文、踏み倒したい大型呪文だけにしておくことで確定で踏み倒したい大型呪文にたどり着くというものです。
動きとしては・・・
②確定でティボルトの計略がめくれる
③ティボルトの計略で自らの続唱呪文を打ち消す
④また続唱呪文がめくれるので唱えて①に戻る
⑤いつかティボルトの計略で大型呪文がめくれる
どのパターンでも大型呪文が最終的にはめくれることになります。
失敗するパターンとしてはティボルトの計略のデッキを削る効果でフィニッシャーが落ちてしまったり、ティボルトの計略に打ち消しを合わせられたりすることが考えられますが、どちらにしても続唱呪文からのティボルトの計略が通るかどうか?だけで全てが決まってしまうのは良くないということで禁止となりました。
では現在の活躍はと言うと・・・↑と似たようなコンボをレガシーでやっているわけです。レガシーの方がいろんなルートから入れるので、モダンよりは安定しています。ただし、妨害はよりきついですが・・・。
他には呪文連打系の統率者デッキと相性がよく、特にこのあたりは採用されることが多いみたいです。
単純に統率者戦だと一か八かで相手の呪文を打ち消しに行くと太陽の指輪がめくれたりするので、思った以上の活躍をするかもしれませんね。
今後の予想
いろんなコンボを産み、そして色んなコンボへの入り方を作っているカードなので、今後も面白いコンボデッキを作ってくれそうな1枚です。
今後への期待値も込めて、1,000円付近まで行くのではないかと予想しています。
まとめ
本日はティボルトの計略でした。
コメントでご意見などいただけますとうれしいです。
なんせアカデミーを名乗ってますもので、知識はぶつけ合って高めていくものだと思っております。
それでは、マジックで稼いで、好きなカードを沢山買いましょう!
もっと、盛り上がれ!マジック・ザ・ギャザリング!
MTGアカデミーのジンでした。
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